|
|
「入れ歯」のお手入れを怠ると、細菌やカビが発生し、「ぬめり」や「臭い」が出て気持ち悪くなります。一般的には「入れ歯洗浄剤」が使用されているようですが、実は直ぐに「ぬめり」や「臭い」が発生してしまいます。そこで、長時間これらが発生しない、安価で手軽な方法をご紹介します。 |
|
まずは「入れ歯」を歯ブラシ等を使用して水洗いしてください。もし、頑固な汚れがある場合は、その汚れのところだけ、歯磨き粉等でブラッシングしてください。通常は歯磨き粉は使用しないでください。 |
|
次に、100℃の温度計を用意し、お湯を作ってください。(100℃の温度計は400円ぐらいで入手できます)温度は70℃以上80℃未満(絶対80℃を越えないでください。入れ歯が変形してしまいます)。温度計は、当院の受付で販売しています。 |
|
70℃を少し越えたぐらいのお湯に「入れ歯」を1分間浸けるだけで、「入れ歯」の表面
や中に入り込んだ細菌がほとんど死滅してしまいます。(「入れ歯」は顕微鏡で見ると小さい穴がたくさん開いております。その中に細菌がたくさん住み着くので薬液や水洗いでは効果が無いのです。
|
|
実際にお湯に入れる前と後で細菌検査してみると、お湯に入れた後は全く細菌が死滅していることが、わかりました。
|
|
1分間お湯に入れた後の「入れ歯」は「臭い」や「ぬめり」が無くなります。お口の中が気持ちよくなりますので、お試しください。この方法は一日一回で大丈夫です。
|
当院の受付で販売している温度計です。
|
|
|
▲普通の温度計(420円)
|
▲目盛が大きい温度計(840円)
|
|
|
|
|
|