.☆「様」がいいですか?☆
気持ちのよい五月も終わり、梅雨の季節が近づいてきましたが、今月も飛ばしていきましょう。実は私、藤原は、右肘の具合が良くないんです。三十年近くも右腕を酷使してきた?せいでしょうか、右腕は伸ばしてもまっすぐ伸びませんし、曲げても指の先が肩に付かないのです。この事に気づいたのは、長男(現在大学四年生)が小学生の時、夏休みの恒例の早朝ラジオ体操に一緒に行った時に、右肘曲がらず、右手が肩に付かないことを発見して以来ですから、十年以上もこの状態が続いているという事です。
そこでスポーツ選手が見てもらいに行くという、竜野の信原病院や、尼崎の関西労災病院へ行って診てもらいましたが、プロ野球のピッチャーによくできるのですが軟骨が肘の関節にトゲのようにアチコチできていて、手術は難しいし、手術をしても余り改善はされないと、見放され、泣く泣く、騙し騙し右手を使っています。(そのくせ、週二回のテニスと月?回のゴルフはやめられません)
右の耳が痒くても右手は使えず、左手でかくのも悲しいものです。ゴルフもテニスも上達しないのは、右肘のせいにしています。さて、その右肘なのですが三週間前に、風呂に入ってフト内側を見たら、何と腫れているのです。(愕然)しかし、触っても押しても痛くないのです。痛くはないが気になるので、くだんの尼崎の関西労災の整形外科へ行き、レントゲンやMRIをとってもらいました。結果は病名不明で六月に大阪府立の成人センターへ紹介状を持っていくことになりました。
前振りが長くなりましたが、今回お話したいのは、その関西労災病院での事です。都合三回行ったのですが、例によって大きな病院は待たせるのですが、その待ち時間の間、好奇心旺盛な私としては、色々と気づいた事がありました。その中の特に気になったことは、この病院では外来ではほとんど看護師の姿を見ることはありません。整形の外来だけでも、十人近くのドクターが居るのですが、患者さんを自分の部屋に入ってもらうアナウンスもドクター自身がやるのです。中には、発音の不明暸で何を言っているのか、耳の良くないお年寄りには聞き取り難い時もあるのですが、その時に思ったのは、アナウンスする時に例えば私を呼び込む時に「藤原一樹様、第四診にお入りください」とやるのですが、この「様呼び」を皆さんはどう思われますか?この「様呼び」は2001年に厚生労働省が『国立病院等における医療サービスの質に関する指針として、医療従事者は常に患者の心を思いやり、親切かつ丁寧な言葉を使用する』と提唱したところからきているそうですが。私は、この「様呼び」には違和感があります。従って我が藤原歯科医院では、あえて「様呼び」をせず「さん」付けでお呼びしていますが皆さんはどう思われますか?
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