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*あまり歯を削らず薬で治す虫歯治療*
(病巣無菌化組織修復療法)
病気を治す原理は、病原菌の殺菌です。バイ菌がいなくなると身体は自分の力で治ります。
普通、ムシ歯の治療は削り取る治療です。この治療法では、歯を少し削り、軟膏をムシ歯のところに入れるだけです。軟膏の中には3種類の抗生物質が入っています。
ただ、この軟膏を適正に管理するのが大変なのです。スタッフは毎朝、その日1日使うだけの量の軟膏を錠剤やカプセルをすり潰し、使用する直前に混ぜ合わせるという、大変な手間をかけて頑張ってくれています。せっかく混ぜて作った固い軟膏と柔らかい軟膏も、温度と光の影響を受けやすいので、保存が大変です。
しかし、この方法で治療すると、歯を削る量が少ないので、削る痛みが小さくなり、歯の神経(歯髄)を取らなければならない場合でも、歯髄を助けられる可能性が高くなりました。
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